そこから合格発表までの時間は泣いてすごした記憶以外に何もありません。研究室に行ったり行かなかったり、飯を食ったり食わなかったり、寝たり寝なかったり、もうとにかく何をしているのかわからない時間が数日間続いて、合格発表の日が来ました。
5. 扉を開く
「絶対受かってないよ・・・」と口に出します。けど心の中には、「少しは可能性があるんじゃないのか?」という、すがり付くような希望があります。もう一度「いや、可能性なんか無い。落ちた」とまた口に出します。そんな事を延々一時間以上も呟いてやっとの思いで心の準備をして、Web上の合格発表を開きます。
さて私の人生は・・・
うん、番号あるね。
よかったよかった。
何か受かったみたいだわ~
受かったよ~みんな今まで応援ありがとー
はー今まで大変だったねー
・・・・・・?
私の番号があるぅぅぅぅぅぅううううう!?!!?!
いやったぁぁぁぁあああ!
いやったあああああ!
いやったあああああ!(大泣き)
いやったああああ!?(心労で混乱)
合格者の番号の中に自分の番号が含まれているのを見て、混乱のあまりまず疑いました。全然信じられなかったので、画面の写真を撮って受験票と見比べ、さらにそれが見間違いで無い事を友人に確認してもらいました(友人ありがとう)。
その後の記憶はあまりありません。穴が開くほど受験票と画面を見比べていたことだけが記憶に残っています。
さて、ここまで私の院試の経緯と経過を延々語ってきました。サクセスストーリーとか言うにはあまりにお粗末であまりにアホらしい話をしてきました。
もうそろそろ十分でしょう。次からは「院試対策」や「院試を経験して得たもの・失ったもの」等々について考えていきます。