垂直都市に降る雨

東大院卒が綴る思索の影_記事の内容は全て個人の意見です。

乾いた笑い声を上げる

いや、別にどうでもいいんですけどね。

研究室の先輩が書いていらっしゃるブログを見て、思わず乾いて引きつった笑い声が漏れてしまいました。
普段寡黙で粛々と研究を進行しているその方の姿からは全く想像もつかないぐらい人生を楽しんでいらっしゃるんですね。

 

「ディズニーランド最高!」
「彼女がメッチャ可愛い!」
「新しいスキーウェアを買いました!メッチャ着心地良いです!」

「今日僕には大切な人ができました!これから一緒に成長していけたらと思います!」

 

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意識高い系というわけではなく、何と言うのでしょうか、真正のリア充というのか、この人は本当に人生楽しんでるんだなと分かるような文章がつらつらと・・・

そこで翻って自分のブログを見てみましょう。大学院入試の話に始まり、機械工学、読書論、幸福論、音楽論、そして労働市場論・・・
あぁ~かなわねえ~

いやそもそも旧ブログを中学生時代に書き始めたころから、自己洞察やら社会論やら謎極まりないゴミクソ理論みたいな駄文しか書いてこなかったですね。恋愛らしきものが一瞬よぎった時期もありましたが、そんなもんは爆散四散して最早見る影もありません。

かないません。こういう人を見ていると。
要は私は考える事にばかり集中してしまって、肝心な所である「自らの人生をエンジョイする」という所からは大幅に外れてしまったのだろうと思います。

何でしょうね。秋葉原に行ってもメイド喫茶にも入らずオタク向けショップにも入らず、ただ秋葉原には夕焼けがよく合う」とか言いながら街並みの写真を取って回るだけだし、日光に行っても皆が街歩きしてる時には一人で朽ち果てたお寺を見て回ってるし、中学時代の同級生と熱海に行っても皆がビーチで女の子をナンパしている時に一人で潜水して海洋生物観察してるし、感覚的に行動しているせいなのか何なのか、どうやってもリア充になれそうにないのです。

リア充の定義が個々人で違うのだから当たり前だといえばそれはその通りなのですが、だとしてもこれは・・・辛いなぁ~