垂直都市に降る雨

東大院卒が綴る思索の影_記事の内容は全て個人の意見です。

大学生活の終端

前回の記事を書いて以降天地がひっくり返るような事態が立て続けに発生したため、しばらく更新が遅れました。

ダイジェスト形式で前回の記事を書いた後に有った事を報告しましょう。

 

 

1. ネット上で凄まじい人物と出会う
これだからネットはやめられない、と言う他ないですね。
よもやよもこんな人物がネット上にいるとは思わないというような極めて面白い人物と出会い、懇意になりました。これについてはまだ状況が不明な事が多すぎるので、ここでは語りません。

 

2. 卒研発表&卒論提出

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卒業研究審査会を通過しました。観衆の前でパワーポイントで研究発表を行い、先生方の質問を受ける経験は中々得難いものです。まあ案の定非常に難儀な質問がやたらに飛んできて轟沈しました。私は外の大学院に出てしまうのでこの研究は後輩に受け渡すことになりますが、先生方の質問に部分的にしか答えられなかった事は非常に悔しいです。
その後卒論を執筆してこれを提出しました。何から何まで研究室の現在の教員の先生方に面倒を見られっぱなしで、今はただ感謝の言葉しかありません。

 

3. スキー合宿

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研究室のゼミ旅行としてスキー合宿に行きました。
まあ最早言うまでもないと思いますが、どうにもなりませんでした。一日目こそ最初は全くの素人の段階から初心者コースを転ばず滑れるところまで行って、「お前は今日一日で長足の進歩を遂げたな!恐ろしい程呑み込みが早い!」と先生方から絶賛されましたが、はっきり言って無理です。二日目以降は先生方に連れられて上級コースも滑りましたが、転びまくりでした。骨折しなかったのが奇跡のようです。斜滑降ができないんです。

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こういう奴ですね。こうやってカーブと重心移動しながら急斜面を滑り降りていく訳ですが、私は斜滑降ができない。従って滑降というより直線的に滑落していくだけの作業でした。確かに滑れてはいる、しかし危険極まりない直滑降というか直滑落…。何が面白いのかよく分からないまま、もう二度とスキーなんざやりたかねぇという気持ちでひたすら滑落だけして終わりました。

 

4. 高分子学会で発表
学会と言っても大きなものではなく、小さな地域セミナー程度でしたが、ポスターにて発表させていただきました。

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このような感じで、ポスターの前までいらっしゃった人相手に研究の内容を解説するんですが、これが何とも骨の折れる作業です。同じ説明を何度も繰り返して色々な人に説明するため喉が枯れそうになるし、説明の後には質問が飛んできます。質問はすごく楽しいですね。聞いてくれた人と議論しながら何だかんだと意見交換してみると、自分の研究の方向性についての問題点や、データ的に足りない部分などが非常によく分かります。

 

さて、主にはこんな所でしょうか。中々大変な展開となっていますが、今後も学会がもう一つありますので、頑張っていきます。