垂直都市に降る雨

東大院卒が綴る思索の影_記事の内容は全て個人の意見です。

とりあえず今は魚介が食べたいです

7ヶ月経ちました。
色々な事がありすぎて自分の意識がハングアップしていたためしばらく何も考えていませんでした。以下近況報告から。

 

 

修士論文を書いて卒業
にそうになりながら何とか修士論文を書きました。とはいえあれは修論と呼べるような代物ではないと思います。大分どうしようもないモノを文字通り死にかけながら提出し、そして全てをとっ散らかして出てゆくことしかできなかった私は最早史上最悪のクソバカであると思います。どうしてそうなったのかを考えねばまた人生が破滅するような気がしますが、卒業して三ヶ月近くが経過した今でも未だに正確な分析はできていません。失敗から学ぶ事の出来ぬ者である私はこの後破滅するのがほぼ確定だと思いますが、どれだけ早いタイミングで失敗をもう一度直視できるかが勝負の要だと思います。幸いにも今現在の私は失敗を直視するには最適の環境に置かれているので、今このタイミングでもう一度色々な事を考え直している所です。

 

・関西の某企業で働き始める
西という所は24時間365日ボケとツッコミが存在し、終わることのない会話劇の中で一つの爆発的なコミュニケーションが象られている場所です。一人だけ関東出身者である私を取り囲み同期諸君は全員関西出身者。絶望しそうなほどのコミュ障である私は「コミュニケーションとはどうあるべきなのか?」という事を殆ど毎日ありとあらゆる同期・上司・先輩からありとあらゆる形で教え込まれています。私自身これまでにない本気で喋りに喋りつくせば「お前喋りすぎや!」と言われ、黙って静かにしていると「何で黙るん?」と言われる世界で、働き始めてそろそろ4ヶ月が経過しようというこの期に及んでも未だに私は「どのタイミングでどう喋るべきか」という機微が分かりません。中々苦しい事ですが、こればかりは何年か時間をかけて身に付けてゆくより他ないでしょう。

 

・曰く「働くこととは…」
き始めて考えることは非常に多いです。働くという能力はありとあらゆる能力の結集として在るもので、コミュニケーション能力のみならず思考能力・理解力・発言力・礼儀作法・気合い・精神力・行動力・言語力・専門知識などなどの能力がすべて揃っていなければ事実上まともに働けません。また変わったところとしては、嫌な事があったり怒られたりしても「まあ、仕方ない」と受け流せるような鈍感力も必要です。感覚を常に鋭敏にし続けて嫌な事、叱責された事の全てを本気で真面目に受け取り続けると、恐らく人の心は壊れます。
それから「なんのために働くのか?」という目的も大変重要です。「社会のため」とか「人々の生活の向上のため」みたいな大義名分を掲げて理想を目指して行動することも大切なんですが、そうするとどこかで確実に折れるので、「社会のため」みたいな立派な大義名分と「お金が欲しい」のような現実的な欲望に基づいた目的を車の両輪として持つ事、これが実は大変重要です。

 

・本を読みすぎて言語が破滅する会
子書籍をバカみたいな量読んでいます。正直なところ新入社員である私は研修研修の日々で、関西とか山陰とか北陸とかあちこちを行ったり来たりし続けているので、自分の家でのんびりゲームしたり遊んだりしていられません。とにかく気が付いたら電車に乗っていて、気が付かなくても電車に乗っています。電車に乗りすぎて何が何だか分からない級の時間が続くため、ひたすら必死の思いで電子書籍を読みまくっています。
で、電子書籍にばかり向き合っていると言葉が破滅します。みんな本を読めば言語能力が高まると思ってるんですが、それは常にそうだとは限らないんです。書いた文章が本で読んだような言葉に偏ってしまったり、記述言語ばかりに慣れすぎて言葉を「喋る」という事ができなくなったりします。私のように脳みそが偏向しすぎる傾向が出る者には特にその症状が強く出ます。「読みすぎて喋れない」という狂気じみた事態が最近は現実化してきて、一時的に読書を停止した方が良いのではないかと思う事もあります。…それでも本を読むことだけはもう止められないんですけどね。

 

・業務連絡その他
書評書きたいです。準備ができ次第書きに参ります。
つまり貴サイトがどういうシステムなのか理解したら書きに参ります。