垂直都市に降る雨

東大院卒が綴る思索の影_記事の内容は全て個人の意見です。

ピザを食べて終える今年

思えばいつもそうなんですけど、どうしようもなく救いがない状態でストレスが溜まりに溜まって行った時、最後に救いになるのは文章をひたすら書く事だったりします。

結局何も変わらないっちゃ変わらないんですけど、2018年も思いついたことを思いつきで書いてゆく不規則無責任体制でブログを書いて行こうと思います。書きたい事が後から後から湧きだしてくると言うほど刺激に満ちた人生は送っていないし、かと言って全てを投げ出して毎日会社に通うだけの人生で終わらせたいとは思わない…、そんな訳で毎日考えても仕方のない事を考え続けては投げ捨てています。投げ捨てた分の10%でもこのブログに書き残しておけば、それだけで多少のライフログぐらいにはなるでしょう。以下年末という事で近況報告から。

 

 

あれえ?勉強が面白い
大学院を出た後に突如こんな事に気が付いてどうすんの?としか言いようが無いのですが、最近勉強する事が大変楽しいです。特に、新しい事を自分の手と頭を動かして勉強する事、そこで得た知識をEvernoteとかに纏めて情報として書き作っておく事に奇妙な満足感を覚えます。ストレスが溜まりすぎて何かまた変な病気を発症したのでしょう。

 

日本の製造業は苦しんでいる
就職してみてそれがよく分かりました。メイドインジャパンという言葉は現代の世においてはあまり意味を成しておらず、日本メーカーから品質偽装とかがバンバン出てくるのも実際当然の事かなと思います。猛烈な人手不足、資金繰りの困難さ、思想の欠如による組織の内部崩壊と三拍子揃っていれば、ロクな品質の製品なんて作れないのです。しかし現実にはそんな「死の三コンボ」が見事に決まってしまって、崩壊寸前なのが日本の製造業なのです。何がどうしてこうなってしまったのか、どうすればこの現状を打開できるのか、そういった物事についてもう少し考えて行きたいので、これについてはまだ時間をかけます。

 

電子書籍で猛烈な浪費と空費
これまで本は紙の方が良いと思っていました。私も頑固な紙媒体至上主義者だったわけですが、修論を書いたりして体力を消耗していた時代が転機になって、今や大半がKindleで読む電子書籍になってしまいました。というのも、紙媒体だと「本屋まで買いに行って抱えて帰ってこなければならない」し、「読書時の姿勢の自由が少ないから肩がこる」という問題があって、体力がないモヤシ系男子である私のような人間には向いていないのです。その事に気が付いて以降はもうあっという間でした。次から次へとAmazon電子書籍を買い漁り、片っ端から読みふけってしまう…そんな電子書籍中毒を発症しました。特に漫画本…、これまで何十巻もあるような漫画は置き場所に困るので手を出せませんでしたが、電子書籍ならば何十巻だろうと何百巻だろうと無尽蔵に読めてしまいますので、最近の新しい漫画を中心にやたら漫画ばかり読みまくっています。読書速度が全体的にかなり早くなるので、漫画本を大量に読みまくっても普通の書籍を読む速度は落ちない…というか寧ろちょっと早くなったような気がしますが、これは錯覚かしら。

 

再びの変革の時へ
そんな訳で勉強してEvernoteに色んな物を書き込んでまた電子書籍を読んで勉強して…という事ばっかりやっています。会社から帰ってきたらそんな事ばっかりしているので、東大に居た時代よりは流石に落ちるとしても、速度的にそこに手を伸ばせそうなスピード感で頭の中が変化してゆきます。変化の果てに何があるのかは、分かりません。まあそもそもこれまでが不勉強すぎたのです。変化できる分には変化していけば良いでしょう。

 

それにつけても金の欲しさよ
自分で金を稼ぐようになると本当に金が欲しくなります。私の冬のボーナスは「新人だから」というよく分からない理由で0.9ヶ月分ぐらいでしたが、割と結構真剣に落ち込みました。「それにつけても金の欲しさよ」とは江戸時代に発祥を持つ狂歌の文句だそうで、何でもかんでも片っ端から「それにつけても金の欲しさよ」で結べばいいそうです。実際もう本当に何でも良いから金が欲しいわけで、気が付くと金を基準にして自分の人生設計全体を考えてしまうような感じがします。まあ、それにしても0.9ヶ月しかボーナスが出ないというのはどう考えてもちょっと少ないわけで、それにつけても金の欲しさよ

 

書く事の意味と意識
とりあえず深い意味もなく書き続けています。世の中には「書く事は偉大なこと」みたいな事を言う人がいますが、それはおかしな話で、自分の考えた事、感じた事は素直にそのまま書き出せば良いのです。ポエムだろうが紀行文だろうが評論だろうが物語だろうが、とにかく書く事そのものに何か決定的な意味があるような感じがしています。それが何なのかはまだ分かりませんが、とにかく結局最後には、書くしかないのです。
そういえばファンタジー小説を書こうの会は未だに難航しています。プロットがどうしても立てられず物語を追いきれません。こちらももう少し書かねばならないのでしょう。


どうしようもない空腹と低血糖症
いい加減にしてほしいぐらい瞬間的に空腹になるようになりました。バカみたいに痩せるし、いくら食っても飢えが止まりません。しかもそれをしばらく放置しておくとめまいが止まらなくなり、酷い場合には激烈な眠気が襲ってきてそのまま気絶します。つまりは低血糖みたいな症状が猛烈に出ているという事で、明らかに何かの病気なんです。既に会社の食堂だけでは完全にエネルギーが不足するようになったので、カロリーメイトを大量に会社に持ち込んで夕方ぐらいにアホみたいに食っています。病院で検査はしてもらったものの、検査結果を聞くはずだった日にどうしても外せない仕事が入り、来年以降も病院に行ってるヒマは完全に無くなってしまいました。検査費だけ支払って帰ってくるというアホみたいな事態になり、どうすべきか思案中です。

 

はい。良いお年を。
私はもう、この一年がとりあえずは終わってくれたという事に対する安心感で一杯です。来年は来年で戦場に出るような事態が山ほど待ち構えていますが、まずは寝正月から。