垂直都市に降る雨

東大院卒が綴る思索の影_記事の内容は全て個人の意見です。

当ブログについて

というわけで、また「はじめまして」からリスタートです。

声優・アニメ・政治経済なんでもござれブログを長らく書いていましたが、とある事情でドメインを変え、新しいサイトに切り替えようと決意しました。
前ブログは予告なく突如非公開設定にしましたこと、お詫び申し上げます。

人気があった記事については移植して、クソだとしか思えない記事については間伐しています。また人気のあった過去記事も順次アップデートを進めていきます。

以下では当ブログをどのように書いていくかの基本的方針についての覚え書きを作っていきます。しばらくの間この記事をトップ記事にしようと思います。

 

目次

 

ごく簡単に自己紹介から

元々文系でしたがよりによって高校で理系へ転向、とある私立理系大学に入学、そこから東京大学大学院に進学、とある先端分野でどうにか悪戦苦闘して修士号まで取りました。卒業してから今年(2020年度)で社会人四年目になります。
色々とメチャメチャな事態を経験して、私は死ぬほど悩んだ結果2019年6月末に社会人三年目で新卒で就職した会社を退職する事にしました。その後転職活動を進め、同年9月からありがたい事にとある大手企業で働いています。

元々が文系の脳ミソなので、理系でありながら数学が苦手だったり、色々と構造的に欠陥があります。そういう人間なので理系の仲間内にも入れてもらえず、さりとて文系の仲間内からはハブかれ、そして「何系でもない何か」として生きてきました。幸いにもその「文系でも理系でもないフラットな視点」を買ってくれる企業があって、今現在私は自分の能力を生かしながら働ける環境で日々を過ごしています。

 

また文章が書きたくなった

元々が文系出身のためか、未だに「言葉」或いは「表現」という物に極度の執着があります。小さい頃から教室の原稿用紙を使い尽すまで駄文を書いているような子供でした。しかし人生が混乱期に突入して以来、自分の手で自分の人生をハンドリングする事もできなくなり、特に昨年6月末に会社を退職してからは一旦ブログという物から離れていました。
しかしそこから五ヶ月が経過しようとしている今、また文章が書きたくなりました。新しい職場はかなり忙しいのですが、それでもLINEに一日に3000文字ぐらいは投下している気がします。LINEでなければEvernoteに5000文字ぐらいは投下しています。内容は政治経済社会、働き方・生き方、考え方・思考法に、自分が創作し続けているファンタジー小説のプロットと設定メモを書き付けていることも有ります。いずれにしても私は、また膨大な量の言葉が頭の中で生成される状態に戻ってきたようです。

 

過去記事のリファインを進める

黒歴史」という言葉があります。
過去の記事を読み返した時、「あれ、過去の私中々ちゃんとした事書いてるじゃん」と思える記事と、「ただの黒歴史でしかない」と思う記事があります。
「ちゃんとしている記事」は適当に手を入れて読みやすさを高め、「黒歴史」は廃棄します。自分勝手な物で、文章を書きたいとか言っておきながら黒歴史を書いてしまうと後から読み返して死ぬほどモチベーションのマイナス要因になります。なのでダメな物は早々に放棄します。

 

半実名・半匿名性のメディアとしてのブログ

特定しようと思えば私の実名は簡単に特定可能だと思います。
その上で敢えて私はハンドルネームを名乗り続けます。それは気休めとしての意味、それでもなお実名でモノを発信するだけの勇気を持てないということ、そして何より「私はこの世の全てに責任を持ってるわけじゃありません」という宣言としてハンドルネームを使い続けようと思っています。
地球の裏側で戦争が起きている事に対して何か意見発信したからといって、私自身がその戦争に対して何か責任を持てる訳ではないし、影響力を持っている訳でもありません。私は電通の社員でもなければ三菱電機の社員でもないため、電通三菱電機で過労死者が出た事に何か意見を付ける事は有れども、その死に対して責任を持つわけではありません。

そういった「適度な匿名性による適度な免責」があればこそ、インターネットにおいて個々人は自由な意見発信と自由な議論が可能になるのだと考えています。実名で発言しない事は何も逃げている事ではなく「より自由に物事を考えるための予防線」であると私は思います。