垂直都市に降る雨

東大院卒が綴る思索の影_記事の内容は全て個人の意見です。

自分の見たアニメを整理する回:2

自分が今まで見てきたアニメを整理して列挙しておくリスト、後編にするつもりが量が多すぎて勝負にならないので中編を入れます。数が多すぎたので前中後編で区切るのは廃止。 ここからは最近の雰囲気が強いものが多くなります。

自分の見たアニメを整理する回:1

タイトルの通りです。自分が今まで見てきたアニメの本数が多すぎて、他人に紹介しようにもまず何を見ているのかがまるで分からないとかいう頭の悪い展開になったので、一度すべて整理してみようと思い立ちました。 アニメに興味がある人は以下へどうぞ。

驟雨の季節

色々な事がありすぎて大変な時間が5ヶ月ぐらい続いていました。一度完全にやる気を喪失し、今は開き直って新しい事を考えて生きるようになりました。「穀雨」という言葉が嫌いになったので、ブログタイトルはもっと騒々しい感じに変えました。当ブログは大学…

黎明の墓標

そして愚者は大気の塵へ還り、意味の砂漠へ去ってゆく。 www.youtube.com

強い言葉としての英語

凄まじい奇縁にばかり恵まれているようで、ワシントン在住のアメリカ人女子の人生相談をやる事になりました。 英語で相手とコミュニケーションするというのは何気に非常に面白い事で、日本語では思いつかないような言葉や言い回しがかなりストレートに次から…

哲学:意味の生き方と快楽の生き方

夜中考えていて眠れなくなった事第二弾です。 世の中には「一つの事に集中する」という生き方と「色々な事を経験する」という生き方の二者があります。よく若いうちは色々な事を経験して、大人になってからは一つの事に集中しろ、なんて言いますが、一体全体…

近況報告:路傍の熾火

どうにも結局私の人生はどうやっても普通の顛末には転がってくれないようで、またもやまるでおかしな方向へ転がりました。 結論から言うと、病気で二ヶ月近く研究室をお休みし死にかけて、博士課程への進学を断念し就活を始めるなどいろいろと人生の軌道修正…

哲学:可能性と個の単一性

眠っている時にふと考えました。私のこれまでの人生は、自分自身の可能性を切り拓く道であっただろうか? 結構重要な事だと思ったので、眠っているのを中断して少し真剣に考えてみました。どれ程好意的に見積もったとしても、私のこれまでの人生は可能性を切…

健康管理情報:クソみたいに病弱になった

どうも。二月上旬から急激に体調が悪化し、クソ病弱大学院生にジョブチェンジしてしまった阿呆です。 現況はどうなのか、と言われますと、次の一言に尽きます。いままで当たり前にできていた事ができない!いざ病弱ボディ&病弱人生に没落してみるとこの事が…

身体を動かす方法(枯渇してる人向け)

本当は「枯渇健康法」みたいに書こうかと思ったけど、健康を目指している訳では全くないのでやめました。 当ブログはブラック企業には断固反対ですが、現時点で「ブラックなもの」を全て日本社会から廃する事は不可能であると考えています。それは企業に限ら…

陽炎の学堂

ひと月経ちました。頭の中に腐敗物が溜まってきたので、そろそろ良い頃合いでしょう。 基本的に私は頭の中で色んな物が堆積して初めてそれを言語化しようとしますので、何も積もっていない時にはブログは更新しません。「今日は○○のお店に行ってきました!チ…

大学生活の終端

前回の記事を書いて以降天地がひっくり返るような事態が立て続けに発生したため、しばらく更新が遅れました。 ダイジェスト形式で前回の記事を書いた後に有った事を報告しましょう。

乾いた笑い声を上げる

いや、別にどうでもいいんですけどね。 研究室の先輩が書いていらっしゃるブログを見て、思わず乾いて引きつった笑い声が漏れてしまいました。普段寡黙で粛々と研究を進行しているその方の姿からは全く想像もつかないぐらい人生を楽しんでいらっしゃるんです…

「ブラック」という概念と労働市場のシステム的限界

元より「ブラック企業」や「ブラック残業」という概念に対して真っ向から反対はしていないし、さりとて賛成もしていないのですが、ここ数日で考えが一気に明確化されてきたので書き綴っておくことにします。 結論から言えば「そこに個々人の自由意思があるか…

専門性の限界点

よくウチの大学の人は専門的になります。と書くと最早何を言っているのか甚だ分からないですが、それ以外に言葉の書きようがありません。 世の中は「スペシャリスト」か「ネクシャリスト」のいずれかしか生き残っていけない世界になる、なんて言われています…

善意の闘争

私は電車の車内で座席に座るのが嫌いです。ずっと立っています。座席がガラガラに空いていたとしても、疲れている時や体力を温存したい時以外は座らないようにしています。そんなわけで、酷い不審者扱いを受ける事も多々あります。 確か小学生ぐらいのころは…

鮮やかで奇妙、楽しいクラシック・ピアノ

枕を少し低くしてアイマスクを付けたら14時間も眠り込んでしまって、憑き物が落ちたかのようにスッキリしてサークル向け資料を10時間ぐらい作り込んで完成して今に至ります。躁鬱症か単に睡眠環境が悪すぎるだけか。 という訳で表題の通り音楽紹介を始めます…

思い語り: 明け方の虚無

ここ最近鬱病と思しき症状が著しく酷くなり、眠ろうとしても中途覚醒を起こして5時間以上眠れなくなっています。酷い時には3時間程度で目が覚めてしまう事もあり、気力減退も甚だしい状態にあります。 せっかく鬱で朝早くに目が覚めてしまったので、ストレス…

読み続ける事

※書き足りない事があったため2014/12/22に記事を加筆修正しました。 「趣味は読書です」 という言葉をめっきり聞かなくなりましたね。まあ前からそんな言葉は中々聞きませんけど、最近更に聞く事がなくなってしまった感があります。 趣味は読書って言うと「…

院試よもやま話7. 院試は受けない方が良い

院試で得た物、失った物の話をしようと思います。 結論から言えば、現段階では得た物よりも失った物の方が格段に大きいです。 最初に院試の負の側面から書く事にしましょう。 7. 院試は受けない方が良い

院試よもやま話6. 院試対策のクソくらえ感

東大大学院に合格しましたという話をしてから一週間ぐらいの間は「先輩はどういう院試対策したんですか?」という質問が後輩から山のように飛んできました。 結論から言えば、マトモな院試対策など全然してないです。 私の院試の経過はこれまで書いたように…

院試よもやま話5. 扉を開く

そこから合格発表までの時間は泣いてすごした記憶以外に何もありません。研究室に行ったり行かなかったり、飯を食ったり食わなかったり、寝たり寝なかったり、もうとにかく何をしているのかわからない時間が数日間続いて、合格発表の日が来ました。 5. 扉を…

院試よもやま話4. 鉄火場のアホ(後編)

人生が掛かっている以上、一科目失敗したからと言ってへこたれている訳には行きません。 4. 鉄火場のアホ(後編) 次は生命科学の問題です。生命科学はかなり真面目に勉強したし、趣味で別の教科書を読んだりしていたから満点を狙えるはずだ!と思っているわけ…

院試よもやま話3. 鉄火場のアホ(前編)

そんなわけでどうにか院試本番まで辿り着くわけですが、あれは今思い返しても酷い試験だった・・・受かったのがマグレに感じられるレベルです。 ※東大大学院入試の日程 1日目: 英語(TOEFL-ITP) 2日目: 専門科目(化学、生命科学) 3日目: 小論文、面接 (日程は…

JIMTOF2014

機械工学、奥が深い・・・。 JIMTOF2014とは日本国際工作機械見本市と言いまして、日本の工作機械系の各メーカーがそれぞれに腕によりをかけて作った最先端の工作機械や工作システム、またその材料やパーツなどを持ち寄る機械工学系の祭典です。世界73ヶ国の…

院試よもやま話2. 十日間のマジキチ戦争

前回が愚痴だったので今回はもう少し実際的な内容を書こうかと思ったけど、何の参考にもならないアホ話を書きます。 ※私の2014年度のスケジュール 8月上旬:東京理科大学大学院入試 8月下旬:東京大学大学院入試 2. 十日間のマジキチ戦争 結論から言うと、私は…

院試よもやま話1. その動機は他ならぬ「人」

私は現在在学している東京理科大学から外部の大学院への進学を決め、先日東京大学大学院の某専攻から合格通知を頂きました。 大学院入試を受験する中で考えた事、得た物と失った物などをシリーズ化して書いていこうと思います。 1. その動機は他ならぬ「人」…

はじめに

中学生時代に書き始めたブログを大学一年の学年末辺りまで書き続けていました。大学二年以降は学業が忙しくなったのと、語りたい事全てtwitterで足りていたので更新を停止しました。 ガタガタしている内に2.8年経過しました。あっという間に大学四年生です。…